慶応大学病院でCTスキャンを撮影する必要があって、午前中に訪院。
完成した画像データ受け取りとお会計までの待機で、1時間近い待ち時間があると言うので駅周辺でランチを頂く事にした。
代々木、千駄ヶ谷、信濃町という3駅は、グルメスポットとしては想像が全くできいない街・・・・。
そんな先入観が私の中にはある。
ここ20年近い社会人経験の中で上記3駅で接待を受けたり、こちらからお誘いしたりした記憶は無い。
どちらかというと日常的に利用できるリーズナブルで味もそこそこなお店が密集しているという印象が強いのだ。
※無論知る人ぞ知る名店や卓越した料理を提供する店はあるだろうけどね。
さて、駅周辺をぐるりと見てみたけれど、大衆居酒屋とカフェしかないのでハタと困った。
別にこのサービスを援護射撃するつもりはないが、こう言う時に役立つのが食べログのスマホサイトだろう。
さっそく「信濃町 グルメ」と検索してみる。
出てきたのはラーメン屋とカフェ、そして聞いたことが無いカレー屋の名前。
カテゴリー的にはネパール系アジア料理店らしい。
そういえば最近カレーはご無沙汰しているし、たまにはいっか、と言うわけでさっそくトーシンビルB1へ向かった。
外から店内が見えるのでチラリと覗くと、ほぼ満席。
時間が時間(12時半)なので、ランチタイムど真ん中だからとはいえ、こんな怪しい感じの店に、これだけの人が集中しているとなると、味は確かなのだろう・・・迷わず扉をあけた。
同じ言葉を繰り返し言っているためか、ある単語に関しては異様に早口の日本語が愛くるしい店員さんに促され、一番奥のテーブルへ相席で腰かける。
きっと誰もがするように、私も他の方が何を食べているのかチラリと見てみた、すると多くの男性客はカツレツ?!を食べていて、女性客の大半はカバオ飯のような台風のご飯を頂いている。
でもメインはカレーなんだよね・・・と思いながらメニューを広げると、確かにカレーに加え、タイ風料理とネパール料理、そして何故か日本のカツ(ロースとメンチ)があるので少し拍子抜けした。
海外の寿司屋に入った時にマンゴーのロール寿司を見た時と同様の不安になりながらも、山羊のカレーとチーズナンを注文してみた、一応王道だしね。
注文の際につい癖で「チーズクルチャ」と伝えてしまったが、しっかり伝わっていて安心した。
幸か不幸か一番奥の席は厨房が丸見えで、振り向くとタンドールが眼前という席。
料理が完成するまで、てきぱきとナンを焼きあげる動作を楽しむ事ができた。
辛さMAXでとお願いした山羊のカレーが完成した。
同時にチーズナンも登場。
何だろうこの味は。
今まで食べてきたインド風のカレーというよりは、ヤギ肉を入れて良く煮込まれたシチューという感じ。
だけれど、とっても美味しい。
最初は熱いのか辛いのか判別できなかったが、暫く経ってもピリッとした感じは収まらなかったので、きっと辛味成分のスパイスが効いているのだろう。
口に入れるとあっさりしていて水っぽいのだけれど、後から辛さがじんわりと責めてくる。
ゲームの世界で言えば、HPをざっくり奪われる魔法ではなく、毒の魔法を喰らってじわじわと来るあのタイプだ。
チーズナンはどの店で食べても外れない、その代わり味にも違いが無いのが特徴だ・・・
やはりカレーとは合わないので、単品料理としておつまみで頂くのがベターだと思う。
ヤギ肉はモツのように柔らかく、ホルモンのようだった。
カレーがメインなのになぜカツレツ定食なんかを食べるんだろう・・・と不思議に思ったが、どうやら定食に葉小さいカレーが添えられてるので、カツカレー定食の間違いだと気付いた。
なるほど、それならこの店のいいとこどりが出来るわけだ。
なんと表現すればいいのか分からないが、不思議な癒し効果のある店だと思う。
この店で食べるためだけに信濃町に来る気にはなれないが、信濃町に来たらまたここへ戻ってきたいと思わせる不思議な魅力がある。
それが料理の風味から醸し出されるものなか、店員さんの対応からなのか・・・・はたまたそれら全ての融合体なのかはよくわからない。
最後に、すぐお隣に日本のカレー店がある。
まさにすぐ隣、真横。
ちょっと気分がアジアな時にはこちらへ、日本風のカレーライスが食べたいならお隣へ。
使い分けるといいだろう。
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