さて、いくつ「食」という文字が出てきただろうか・・・。
まさに今回はそれが狙いの旅、自分の先祖にゆかりのある土地へ行ってみようと思い、せっかくならその土地で同じ姓の食堂に行こうと思った。
仕事でもプライベートでも山梨・長野という信玄ゆかりの地へ足を運ぶ機会が無く、いつかは行ってみたいなと思っていたので好都合だ。
朝7時に日本橋を出て、東京駅から一路甲府へ。
甲府からさらに松本行きへ乗り換え、岡谷で飯田線に乗り換え。
特急は全ての座席が完売済みだったので、各駅停車でまったり言ったけど、東京~大阪を2往復できる時間がかかってしまったので、やはり快速を使った方が賢明だね。
飯島駅に着いたころにはすっかりランチタイムを回り込んだ15時。
個人的には、なんていうか寂れた町の印象だったのだけれど。
最近整備されたのか、こじんまりとした綺麗な駅前広場になっていた。
その真正面に鎮座したいたのが飯島食堂さん。
良い子は真似しないでほしいけど、事前に電話で「14時完全に回りますがそのために行くので是非食べさせて!」とお願いしたところ、案外あっさり快諾。同郷のよしみならぬ同姓のよしみだろう。
事前の調べでは飯島町周辺では「さくら丼」という馬肉を使った御当地グルメが有名らしいけど、広げたメニューには無かったのでソースかつ丼にしてみた。
信州はカツ丼も有名だからね。
お客はもちろん私だけ。
後ろの席では店主一家が遅めのランチを食べていた(猫も)。
どの客席からも見られるテレビでは夏の甲子園が放送されていて、今自分が真夏に居る事を実感する。
何もない町だけど、とにかく景色が素晴らしい。
両アルプスに囲まれ、空気も水も美味で、駅から少し離れれば素朴な集落が手つかずで残っている。
自分の仕事に物理的距離のわだかまりがなければ、ひょいと引っ越してしまってもいいかなとさえ思うほどだ。
甲子園の速報を見ながらまったりしているとソースかつ丼が登場。
肉厚で柔らかく非常に甘いカツが、ご飯の上にのせられているシンプルなどんぶり。
ソースかつ丼と言えば、福井、新潟、長野と群馬、それぞれに由緒があるらしいけれど、今回頂いたそれは新潟のタレかつとも違うし、群馬のソースかつ丼とも明らかに違う。
甘さが際立つ、わらじ型の肉厚タイプだ。
がっつりと重めで、ソースかつ丼界の武田信玄といったところだろうか。
最近小食になった自分には量が多すぎると思ったので、後半は味を変えるため七味とうがらしをふりかけて頂いてみた。
甘さの中に七味のぴりっとした風味が加わったが、逆に甘さが際立ってしまった・・・。
ご飯残したい・・・と思ったが、ランチタイムをオーバーしているところを無理やりお願いして入店したので残さず完食し、お店を後に。
何屋さんかと言われればコンセプト不在でよくわからんけど、味は確かな家族経営の食堂だ。
メニューの左右両側にラーメン+ご飯物がびっしり書かれていたので、この店に来る人はよほどの炭水化物好きなのだろう。
さらにラーメン+チャーハンという同じメニューが左右両側に書かれていた、おそらくミスプリだとは思うが。
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