荻窪にある老舗中の老舗カフェ。
カフェというよりは喫茶店です。
「昭和のレトロな雰囲気」という言葉はよく聞きますが、それは「昭和」で「レトロ」な雰囲気を意図的に作り上げているお店への褒言葉。
ところがこちらのお店は、演出ではなく「地」で行ってるのですから、そんな言葉は意味がありません。

見た目は明らかに古そうだけれど、そこには生命力さえ感じる入口ドアを開けると、左側に急勾配の階段があり、お客はまず二階へ通されます。
みしみしと音を立てながら階段を上がると、テーブルが8席程度の”それはまぁ味のあるフロア”が登場するわけですよ。
しばらくすると注文を取りにおばあちゃんが上がってくるんですが、お年寄りにこの階段はちょっと厳しいのではないだろうかと心配になってしまう。
初回訪問なので、シンプルなブレンドを。
10分くらいすると、芳醇な香りただよう見事なコーヒーが・・・
おばあちゃんありがとう。
小さなクッキーも添えられていました。一口頂こうとコーヒーカップを手に取ると、見た目通りの素晴らしい香りがカップ周辺に芳香しているんです。
その香りを存分に楽しみながら静かに目を閉じて実飲。
苦みの薄い上品な味わい。
これは旨い!。
スタバやタリーズなどコーヒーチェーンの味に慣れてしまった自分でしたが、改めて「美味しいコーヒーとはこういうものか」と唸ってしまった。
おしゃべりをする方には向かないかもしれないけれど、静かに美味しいコーヒーを頂きながら落ち着く時間を過ごしたい方にはぴったりの喫茶店と思います。
いつまでもお元気でいてほしいおばあちゃん。
そしていつまでも無くならないで欲しい、宝物の様なお店です。
0 件のコメント:
コメントを投稿