2013/03/25

ダルマサーガラで太らない方法


ダバインディアにしようか、アーンドラダイニングにしようか、、、はたまたカイバルにしようか・・・。

銀座~有楽町近辺にはレベルの高い南インドカレー屋さんが数多くあり、いつも迷います。

この日も夕食を頂くにあたり、どの店にしようかと、日比谷線の車内から食べログを操作しながら迷宮に迷い込む。

気分はビリヤニと何かのカレー・・・という気分。


もうすぐ銀座だ、ここらで決めなくては・・・と焦りながらも、とりあえず一旦下車。
銀座駅からなら、大概のお店には歩いて行けるし大丈夫かと思って。
三越の地下食品売り場へ立ち寄り、愛情あふれる美しいスウィーツを眺めながら夕食候補のお店を頭の中で条件付け中。


ダバインディアは何度も行っているし、アーンドラダイニングは平日にビリヤニは無いし・・・
かなり迷った挙句、東銀座のダルマサーガラに決定。

理由は。
「行ったことが無い」+「本格的な南インド料理にこだわる」というお店のコンセプト


銀座駅から徒歩5分ほど東銀座の歌舞伎座を越えた先の交差点を左に曲がって50メートルくらい。
正面には昔の電通があるので、迷う事はなかったですね。


17:15くらいに訪問してしまったので、お店はまだクローズ状態。
日本語があまり得意ではないシェフ自らが「もう少しお待ちください」と丁寧に対応してくれたので、おのまま店外で待ってみる。
5分ほど経過した17:20。
今度は日本語が堪能なフロアスタッフが出勤してきて、お店の中で待たせて頂く事に。


さっそくメニューを拝見。
1ページ目にはお店のコンセプトがぎっしり書かれた力強いオーナーさんの言葉。
そして2ページ目をめくると、ドリンクのページなんですが、この品数の多さに驚きました。
見れば店内にはバーカウンターもあるようで・・・。

今までのイメージからだと「カレー屋さんにお酒メニューは少ない」という印象だったので、ちょっと面喰いました。
お酒はとりあえず置いておき、とりあえず今日の夕食を決めよう。


残念ながら土日限定のビリヤニは人気故土曜日に完売。
今日はもう無いそうです。

しかし気分はすっかりインド米料理に傾いているのでタマリンドライスにしてみました。
すると店員さんから「食べたことある?癖あるよ」と言うアドバイス。

OK!と軽く回答し、続けてマトン・クルマとフィッシュ・マサラフライを注文しました。

気分はマトンビリヤニだったので、カレーはマトン系にし、南インドと言えばお魚料理が得意だろう?!・・・と思いマサラフライを。

私が入店して5分程すると、現地の方らしきインド人と、日本人女性2組が入店。
日曜日の17時から夕食を摂る人が私以外にもいてくれてほっとした。


20分ほどすると、料理が到着。
フィッシュマサラフライはインド料理というよりはアジア料理に近い演出。
トマトベースのソースはスパイスも効いており、なんとなく「タイ料理」に出てきそうな味です。

小骨がたくさんあるんですが、かなりカリカリに揚げられているのでそのまま食べてもOK。
グリーンチリが添えられており、これがワサビに見えます。


マトンコルマは柔らかく煮込まれたマトン肉とココナッツベースのカレー。
ややほうれん草カレー煮近い色合いでダークグリーン。
食べてみるとココナッツの甘さ、しばらくすると体を芯から温めるような不思議なスパイス感がやってきます。

なんて言うんだろう、とても上品なスパイスの味。
きっとよいスパイスを使っているのかもしれないです。

サウナに行ってもあまり汗をかかない体質なんですが、こちらのカレーは半分食した時点でかなり汗が出てきました。
しかも辛さは感じずに汗だけでるという、不思議な感覚。


タマリンドとゴマ、カシューナッツの味が際立つタマリンドライスは、どことなく日本のピラフに似ていました。
バスマティライスではなくジャスミンライスを使っており、油で炒めているのでかなりこってり味ですが、カレーにもお魚料理にもぴったりです。

注文時には完食は無理だろう・・・
そんな思いとは裏腹に、珍しくほぼ食べきりました。


「油を少なめで」と注文時にお願いしましたが、、初訪問でしたので提供された料理の油が多いのか少ないのかは判断できませんでしたが、フィッシュ・マサラフライやタマリンドライスは相当油っぽかったです・・・。


とはいえ、こちらのお店、非常にレベルが高いと思います。
スパイスも南インドから直接仕入れているらしく、調理方法も南インド伝統のスタイルを踏襲。
レシピも食材も手抜きなく、お値段は確かに高いですが、それに見合うしっかりとした味を提供していると思いました。


たぶん必ずまた行きたくなる味とでもいいましょうか。
体が欲する味かもしれません。


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